検索エンジンマーケティング(SEM)を手がけるアウンコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:信太明)は、昨年に引き続き、検索エンジンマーケティングの代表的な手法であるSEOに関する市場規模を試算いたしましたので、ここにお知らせいたします。
2006年のSEO市場規模は、総額で79億7千万円と、前年比24%の成長を記録いたしました。内訳としては、アウトソーシングで前年比38%成長の16億5千万円、インハウスで前年比19%成長の49億7千万円、ツールで前年比28%成長の13億6千万円となりました。
SEO市場規模の推移について
SEO市場、2006年は前年予測を上回る24%の成長を記録
当社が昨年行った試算によれば、2006年、SEO市場は76億4千万円に達する見込みでしたが、最終的に全体で79億7千万円と、昨年試算を上回る結果となりました。
ウェブサイトの構造的問題の洗い出しや改善提案等、SEO業務を外部の専門業者に委託するアウトソーシングのカテゴリが好調に推移し、対前年38%増の16億5千万円に達したことが、上記結果の一因となっています。
また、外部委託によらず、SEO業務を企業内で完結させるインハウスのカテゴリでも、書籍や有料セミナー等のニーズに加え、ディレクトリ登録等、適切なリンク面の対策の重要性の認識が進んだことで、対前年19%増の49億7千万円へと伸長が見られています。
なお、インハウスのカテゴリでは、アウトソーシングに比べて商材単価が低く設定される傾向がありますが、SEO導入に積極的な中小企業を背景に、全カテゴリ中、最大規模の市場を形成しています。
一方、外部業者が製作したソフトウェアを自社ウェブサイトに適用して対策を行うツールのカテゴリでも、その簡便性から順調な推移を見せており、対前年28%増の13億6千万円となりました。
SEO市場、2008年には100億円規模へ
今回当社が行った試算では、2008年、SEO市場規模は100億円を突破、2010年には121億円規模へと成長すると予測いたします。
アウトソーシングのカテゴリでは、今後も大手企業を中心にSEOの新規導入と継続的な外部発注が一定程度進み、2008年まで10%前後の成長が続くと試算します。
また、中小規模の企業においても積極的なSEO対策へのニーズは今後も拡大し、特に利便性に加えて一定の精度の高まりも見せつつあるツールのカテゴリにおいては、2010年頃まで年間10%の成長が継続すると見込まれます。
市場規模算出の根拠について
世界各国の報道資料やレポートによる動向調査のほか、業界関係者へのヒアリング調査、ならびに当社独自の調査等により収集された情報を基礎資料とし、実際の出稿状況やクリック率等の各種指標の動向を加味し、独自に算出いたしました。
【昨年の予測について】
2006年3月15日に発表した昨年段階での予測に関しては、下記URLをご参照下さい。
http://www.auncon.co.jp/corporate/pdf/20060315_1.pdf