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肝細胞がんに対する臨床研究を共同で開始〜メディネット

株式会社メディネットは、平成18年7月18日、学校法人東京医科大学(東京都新宿区、理事長:伊東 洋、責任医師:同大学内科学第四講座 主任教授 森安 史典)、新横浜メディカルクリニック(横浜市港北区、院長:金子 亨)との間で、肝細胞がんに対するラジオ波焼灼(RFA)療法 と樹状細胞療法 の併用療法に係る共同臨床研究を開始しましたのでお知らせいたします。

また、東京大学大学院医学系研究科免疫細胞治療学(メディネット)講座(東京都文京区、助教授 垣見 和宏)が、この臨床研究に対する治療方針の検討および評価等を支援することで合意しております。

国内における平成17年の肝がんによる死亡者数は34,000人を超え、肺がん、胃がん、大腸がんに次いで、がんによる死因の第4位となる10.5%を占めています 。肝がんの約94.5% は肝細胞がんが占めており、その中でもC型肝炎ウィルス感染に由来する症例が8割近くを占めております 。

現在、肝がんに対し、ラジオ波焼灼(RFA)療法、肝動脈塞栓術、肝切除術、肝移植、等の治療が行われていますが、これらの治療が成功しても繰り返し再発する可能性が高く、再発予防が現在の肝がん治療の大きな課題となっております。

本共同研究では、肝がんの代表的な治療法の一つであるラジオ波焼灼(RFA)療法によってがん細胞を死滅させた後、樹状細胞を腫瘍内に局所注入し、本治療法の効果および安全性を検討します。

ラジオ波焼灼(RFA)療法は肝がんに対して直接的な治療効果が高く、かつ患者様への負担が比較的少ない治療方法ですが、ラジオ波焼灼(RFA)療法後にも残存するがんや画像上診断が困難な微小がんを樹状細胞療法により追い討ちをかけることにより、新たながん発生の予防を期待するもので、ウィルス性肝炎、とりわけ感染者数が多いC型肝炎ウィルス由来肝細胞がんの患者様を対象に、平成20年3月までの実施を予定しております。

本共同研究においてメディネットは、同社保有の各種基礎データを提供するとともに本共同研究の結果から得られるデータを解析する役割を担っています。

今回のこれらの取り組みにより、樹状細胞療法を用いた独自の治療法の臨床効果が確認されれば、肝細胞がんにおける新たな治療法として幅広く医師・医療機関の認知度が向上するとともに、免疫細胞療法自体の評価向上につながるものと期待されます。

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