日本地域薬局薬学会では、激変する環境の中で新時代にふさわしい薬局・薬剤師のあり方を模索することを目的に、来る2006年7月9日(日)に特別講演やシンポジウムから構成される「第10回日本地域薬局薬学会」を開催いたします。
2006年は、医療法の改正、薬剤師の国家試験受験資格の取得期間延長(薬学部が4年制から6年制となる)、一般用医薬品の販売制度の改正など、薬局・薬剤師を取り巻く環境に大きな変化が訪れた年となりました。しかし、薬剤師は本当に世の中の役に立っていると認められているのでしょうか?
また制度改正により、コンビニで薬を販売できるようになるという便利さが、安全性より優先されてしまうのは大変危険なことです。
日本地域薬局薬学会では、これまでも薬局・薬剤師のあり方について発表・検討してまいりました。第10回大会では、変化する環境の中で薬局・薬剤師という存在を「生き残る」という守りの姿勢ではなく、「本当に役に立つ医療従事者として認められる」という視点で、その可能性を考えていきます。
特別講演では、医療において薬剤師が患者ケアに活用しているPOS(ProblemOrientedSystem)という問題解決システムの普及に貢献された近畿大学薬学部教授の木村健先生を迎え、現場でのケアと記録のよりよい形をテーマにお話しいただきます。
またシンポジウムでは4名のシンポジストとともに、医療全体に視野を広げてからその中で今後の薬局・薬剤師の可能性をさぐっていきます。
薬局という視点を通して、医療のよりよいあり方、薬とのかかわりを考えていきましょう。
■「第10回日本地域薬局薬学会」の概要
大会テーマ:「薬局薬剤師の新時代になるか?」
大会長:井手口直子(日本大学薬学部)
日 時:2006年7月9日(日)10:00〜17:00
場 所:東海大学短期大学部高輪校舎(東京都港区高輪2−3−23)
(http://www.ttc.u-tokai.ac.jp/)
参加費:学会への入会をご希望の場合7,000円(年会費 3,000円を含む)
大会への参加のみをご希望の場合8,000円
学生の場合2,000円(※要学生証のコピー)
■大会スケジュール
▼一般演題:10:00〜12:00
▼特別講演:13:30〜14:30
木村健(近畿大学薬学部助教授)
「今求められる質の高い薬剤管理指導」
▼シンポジウム:14:30〜17:00
テーマ「評価される新時代の薬局機能を考える」
1.木村憲洋(医療法人杏林会今井病院企画情報室)
「日本の医療の未来像」
2.風間浩(日経メディカル編集長)
「専門ジャーナリストからみた国民に望まれる薬局」
3.山村真一(プライマリーファーマシー代表)
「これからあるべき薬局の機能」
4.玉川恵子(らいふ薬局薬剤師)
「薬局薬剤師の未来への挑戦」
▼懇親会:17:30〜
■日本地域薬局薬学会とは
医療従事者が常に問題意識をもって行動することで医療は発展します。日本地域薬局薬学会は、地域の薬局薬剤師がくすりを通して医療に貢献するための研究を発表し、研鑽する事を目的とした学会です。
会長:小野寺敏(昭和薬科大学)
会員:約200名(開局薬剤師、大学教員などにより構成)