和光学園の小学校が総合学習と平和学習の一環として、沖縄をテーマにしてから今年で20年目を迎えました。小学生が「戦争と平和」を考えるとき、実感を持って学ぶこと、具体的な人とであって学ぶこと、戦争の実相に出会うことが大切であると考えています。
そこで教室の学習だけでなく、実際に毎年沖縄に行って沖縄戦の戦跡を体験者の方の案内で訪れています。
また「沖縄に立つと日本が見える」といわれるように、日本の米軍基地の75%を抱える沖縄の現実は、これからを生きる子どもたちにとって大事な今日的な課題です。さらに沖縄は今でこそ「沖縄ブーム」といわれるくらい、独自の歴史と文化の豊かに島です。
そうした数々の沖縄の魅力と出会ってきた20年を振り返り、「沖縄で学ぶ」ことの意味を改めて問い直し、そしてこれからも「沖縄に学ぶ」ために企画したのが「沖縄に学ぶフォーラム2006」です。
証言者のDVDと卒業生の手記をまとめた出版
この20年間で子どもたちが出会ってきた沖縄戦の証言者たちは20名を越えています。その一人ひとりに「沖縄戦」がありました。今回の企画ではこの貴重な証言を改めて丁寧に聞き取り、DVDにまとめ後世に残していこうとしています。
また、「戦争や基地の問題は小学生には難しい」と指摘する声もあるようですが、6年生で学んだことがその後のその子の人生の中でどのように広がったり、深まったり、つながっていったのか、何人かの卒業生の手記を紹介する中で、小学生が沖縄を学ぶことの意味を問うための本も出版します。
こうした活動を支える資金を作るために、これまで二回の東京集会と沖縄集会を実施してきました。今回はその三回目になります。
どっぷりおきなわ体験ネーネーズコンサートと沖縄の夕べ
「沖縄に学ぶフォーラム2006」第三回東京集会
7月1日(土)15時〜和光鶴川小学校グラウンドにて(雨天決行)
入場チケット 大人:2500円/中・高生:1500円/小学生:1000円/乳幼児:無料
〜沖縄の空気たっぷりの広場〜
今回はこうした主旨に賛同していただいた“ネーネーズ”の事務所のみなさんが、コンサートを開いてくれることになりました。また東京エイサーシンカや混声合唱団「海〜かい〜」、また学園内のエイサー団体、太鼓の愛好団体も駆けつけて、楽しい舞台になります。
さらに父母や学園関係者の有志がグランドいっぱいに沖縄の店を各種出店し、沖縄の空気たっぷりの広場となります。本「沖縄に学ぶ子どもたち」は6月下旬に、DVD「命どぅ宝の島から」は9月に完成予定です。