株式会社メディネットは、特定非営利活動法人東京地域チーム医療推進協議会 (以下、「TeamNET」)が推進しております共同利用型の最先端がん治療施設「東京ベイ・メディカルフロンティアセンター(仮称)」設立構想の実現を目指す株式会社東京ベイ・メディカルフロンティア(以下、TBMF社)の設立に参画し、出資いたしました。
「東京ベイ・メディカルフロンティアセンター(仮称)」設立構想とは、医療機関単独では持ち得ない最先端の治療技術に係る施設、設備、機能を共同利用することにより、各々の医療機関が最適ながん治療を提供することが可能な体制を地域レベルで実現することを目的として、重粒子線(炭素線)治療 施設、免疫細胞治療 施設、産官学連携臨床研究施設、電子カルテシステムの地域統合機能等を民間資本主導で設立し、地域行政との密接な協力関係の下、真に患者中心の地域チーム医療を実現しようとするものです。
TBMF社は、この構想を具現化するための事業計画の策定及びフィージビリティ・スタディを行なうと共に、医療機関、教育機関、研究機関、金融機関、民間企業、地域行政等に広く参画を求め、事業化の目処をつけることを目的として、2006年6月14日、TeamNET理事を中心とする医師や研究者等がTeamNET会員企業の協力を得て設立した事業企画会社です。
これまでも、TeamNETが、首都圏を中心とする医療機関を中心に、幅広く本構想の趣旨を説明し、参画を呼びかけておりましたが、今般のTBMF社設立を機に、その活動が一層本格化することとなります。
既に具体的な用地選定も進んでおり、現在、2009年に再拡張・国際化される羽田空港に隣接する神奈川口(神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目地区)が第一候補となっております。
重粒子線技術、細胞治療技術をはじめ、世界をリードしている日本の医療技術と、国内外へのアクセスの良い立地条件を背景として、国際的な水準に照らして遜色のないがん治療提供体制を構築し、国内だけでなく、アジア・パシフィックエリアまでを視野に入れ、世界的なモデル事業となることを期待しております。
TBMF社は、今後1年程度を目処に事業計画の策定及びフィージビリティ・スタディを完了し、その後新設される「東京ベイ・メディカルフロンティアセンター(仮称)」の事業主体に事業計画を移管する計画であり、同センターは、2010年頃の開業を目標に準備を進める予定です。
メディネットは、免疫細胞治療施設の事業計画、施設計画の策定を中心に、TBMF社に対して積極的な協力を行ない、免疫細胞療法の普及化を図ると共に、患者の視点に立った最適な地域チーム医療体制の実現に貢献してまいります。
尚、本会社設立に伴う出資が今期業績に与える影響は軽微であり、発表しております業績予想に変更はありません。