視覚障害者のウェブ閲覧効率が画期的に向上!
視覚障害者向けのインターネットシステムと読書機の開発を行っている(株)アメディア(社長・望月 優、東京都新宿区)は、このほど、HTMLのマークアップを手がかりに効率よくページ内を読み上げることのできるソフトウェアを開発し、5月15日より出荷を始める。
視覚障害者は、音声ブラウザと言われるホームページのテキスト部分を音声で読み上げるソフトウェアでホームページを読んでいる。音声読み上げの際にもっとも負担となるのが、そのページの本文にたどり着くのに時間がかかることだ。
これは、ページ制作側でもメニューをスキップする内部リンクを配置する配慮ができるのだが、そのような気配りのなされているページは実際には大変少ない。
今回同社が開発したのは、HTMLタグを基点としてページ内を縦横無人に移動できる音声読み上げブラウザ。見出し、リスト、ブロックそして段落の要素には、現在位置から前後に簡単なキー操作でジャンプできる。
「HTML文法を正しく利用しているWEB標準準拠のホームページではすぐに本文が見つかり、実に快適に読み上げられる」と自身視覚障害の望月社長は語る。
さらに、前後の強調個所や各種の入力フォーム要素へのジャンプ機能そしてユーザーが自分で任意の位置に印をつけるマーク機能も搭載しており、視覚障害者のウェブページ操作の効率を画期的に改善している。
ウェブアクセシビリティを考慮したサイト制作を行っている業者からも注目を集めそうだ。
本製品は同社が販売している音声読み上げブラウザ「ボイスサーフィン」のVersion3.5で、価格は16,800円。
「ボイスサーフィン」ホームページ
http://www.amedia.co.jp/product/vs3/