トライピークス株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:戸井田 穰)は、組込みLinux向け製品の第一弾として、組込みLinux製品の起動時間を1/3に短縮する機能を実現する「TP InstantBoot」を本日発表いたしました。
最近では携帯機器、情報端末、デジタル家電分野で数多くの製品に組込みLinux OSが採用されています。
このような製品は電源投入から実際に操作可能になるまでの時間(アプリケーションを含めた起動時間)をできるだけ短くすることが重要課題となっており、その起動時間短縮方法の検討や対応のために多くの工数、費用をかけるケースが増えています。
トライピークスはこの起動時間短縮を組込みLinux市場での早期解決課題と捉え、その解決のための一つのソリューションとして「TP InstantBoot」をリリースします。
「TP InstantBoot」はシステムのメモリ状態やCPUのレジスタ状態をスナップショットイメージとして保存し、起動時に保存した状態を復元することにより、Linuxカーネルやアプリケーションのロード及び初期化時間を短くして、システム全体の起動時間を短縮する機能を提供します。
また、「TP InstantBoot」の特長として、本製品の機能にとらわれずカーネル及びアプリケーションを設計することができるので開発ステップの任意の時点で本製品を適用することが可能です。*1 当社計測環境
本製品のリリースは2006年5月19日を予定しています。
*1 当社計測環境
評価ボード:SEMC5701A(CPU : NECエレクトロニクスVR5701)
Linuxカーネル :バージョン2.6.6
Boot Loader :PMON
ストレージデバイス :FlashROM
時間計測はブートローダからログインプロンプト表示までの時間をVR5701内蔵
カウンタを使用して測定
計測結果:通常Linux起動シーケンス 約6秒
TP InstantBootを使用した起動シーケンス 約2秒
・SEMC5701Aはシマフジ電機株式会社が開発、販売提供するNECエレクトロニクス株式会社製VR5701搭載 超小型組込み応用製品です。
・LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。
・記載されている会社名、製品名は各社の商標又は登録商標です。
■トライピークス株式会社について
トライピークスは、組込みLinux関連製品、Linuxインテグレーション及びLinuxインフォメーションサービスを機軸としたソリューション企業として2005年11月に設立いたしました。
「TP InstantBoot」をはじめとする組込みLinux製品の開発・販売・サポートの提供、更に組込みLinux関連のお客様教育サービスや、組込みLinuxの移植・開発・コンサルティングを含むプロフェッショナルサービスの提供など広範囲な組込みLinux関連事業をはじめとして多くのオープンソースコミュニティの活動に深くかかわっております。
トライピークスのエンジニアは、それぞれが各種オープンソースコミュニティで活躍する事を目標とし、お客様とコミュニティとの架け橋になることを目指しております。
トライピークス株式会社
URL : http://www.tripeaks.co.jp