日本SGI株式会社(社長:和泉 法夫、本社:渋谷区恵比寿)は、u-Learningビジネスの拡大を目指して、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR、社長:畚野 信義=ふごの・のぶよし、京都府相楽郡)が開発した独自の言語習得モデルに基づく英語学習支援システム「ATR CALL(ATR Computer Assisted Language Learning System)」の販売を開始しました。
価格は1サーバ・ライセンスで160万円からです。また、将来はASPに基づくサービスでの提供も予定しています。
生活様式のグローバル化に伴い、わが国においても外国語、とりわけ英語によるコミュニケーションの機会が増し、コミュニケーションに役立つ英語教育への期待が高まりました。
そのニーズに対応するために、数多くの外国語学習教材や学習方法が開発されています。しかし、日本人の英語習得率はいまだに低いのが現状です。
その一方で、初等教育課程への英語科目の導入や、TOEICテストにおける新たな方式の採用など、英語教育を取り巻く環境は刻々と変化し続けています。
英語教育現場からは、この現状を打破するための新しい英語学習支援システムが求められています。
今回、日本SGIは、この教育現場の声にいち早く対応すべく、音声コミュニケーションの研究において国際的にも非常に高い評価を得ている国際電気通信基礎技術研究所に協力し、同研究所による長年におよぶ基礎研究の成果を基盤とする英語学習支援システム「ATR CALL」の開発、販売を実現しました。
国際電気通信基礎技術研究所は産官学の支援に基づき設立され、電気通信分野における基礎的・独創的研究を進めている研究所です。
日本SGIは従来から産官学連携に基づく事業、活動を積極的に推進してきており、今回のATR CALLの提供も産官学連携事業による成果となるものです。
日本SGIは2002年度より国立大学を中心にu-Learningソリューションの提供をしてまいりました。
インストラクショナルデザインを中心としたe-Learning運用コンサルティングサービスをはじめ、教育コンテンツ作成支援サービス(s-DICサービス)、アーカイブ・配信システム(MediaShelf)など、多岐にわたる教育支援事業に取り組んでいます。
また、異なる教育関連システムの連携をカスタマイズサービスとして提供し、トータルなu-Learningシステムの構築なども手がけてきました。これらのサービス提供において、教育現場の要望に対して柔軟に対応しながら多くの実績を積み、現場の先生方から高い評価を頂戴しています。
ATR CALLは、人間が言語を理解する仕組みに基づき、特に「音声」に重点を置いた学習システムで、英語を話す、聞くというスキルの向上を重視し、そのスキルに基づいて英語能力の向上を目指したものです。
小学校から大学まで幅広い層に対する一貫した学習システムで、それぞれの段階に合わせた基礎コース(子音・母音トレーニング、リズム・アクセントトレーニング、単語、文章)とオプションコース(より高度なレベルの単語、文章)で構成されています。
内容の詳細は、次のWEBで紹介しています。
http://www.sgi.co.jp/solutions/elearning/atr/
ATR CALLは1サーバ・ライセンス形式で提供しますので、ATR CALL用のPCサーバを設置し、インターネットに接続可能な環境であれば、いつでもどこでもWebブラウザを経由して学習できます。また、特別な設備を必要とせず、学校内のゼミ室、図書館、LL教室、PC教室などでも、さらには家庭でも利用できます。
学校などがライセンスを購入すれば、日本SGIはすべての学生人数分のIDを発行します。1サーバ当たりの同時アクセス数は100名程度で、それ以上の同時アクセスがある場合は別途増設用のPCサーバを設置する必要があります。
日本SGIは当面、大学から小中高などの教育機関を中心にATR CALLを販売し、企業での英語教育向けに販売を拡大していきます。
●ATRについて
ATRは、21世紀の高度情報社会を人間性あふれる真に豊かな生活の場とするため、 電気通信分野における基礎的・独創的研究の一大拠点として1986年3月に設立。産・学・官の支援に基づく内外に開かれた研究所を設立する構想のもと、大阪市内での暫定研究所を経て1989年4月には関西文化学研都市「けいはんな」の中核研究所として改めて開所しました。発足以来、人間と情報社会の心地よい関係づくり、心地よい未来の暮らしの実現をめざした研究開発を積極的に推進しています。
●ATR CALLについて
人間が話し言葉を理解する際には、まず音を知覚し、母音、子音などの音韻を認識。それが連結して語句となり、そして文法、意味内容の解釈という過程をたどるといわれています。ATR CALLのメソッドではこの人間の処理過程にあわせた高度な言語習得を実現します。
国際電気通信基礎技術研究所はATR CALLの学習効果を測定するため、テスト校20校以上の協力も得、小学生から70歳までの日本人を対象とした延べ10万件以上の学習データを取得し、解析しました。これによると、どの年齢層においても高い学習効果があることが示されています。また、一度学習した音の聞き取りや発音のスキルは忘れないという特徴があります。
従来の英語学習コースは、受講者が途中で飽きてしまうという傾向がありましたが、ATR CALLは素早く答えが提示されスコアが向上するなどスピーディな展開ができるという特徴もあります。
<商標登録>
SGIおよびSGIのロゴは日本SGI株式会社の登録商標です。その他の商標については商標の所有者に所有権が属しています。
日本SGI株式会社
http://www.sgi.co.jp/