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「映像文化フォーラム」静岡県における映像・写真文化への取組

静岡県は、歴史的に映像・写真文化とのかかわりが深く、古くは15代将軍徳川慶喜が大政奉還後静岡に居住していた際に静岡の風景を多数写真撮影し、また浜松の高柳健次郎が世界で初めてブラウン管に文字を映し出すことに成功したほか、日本映画界の巨匠・木下恵介や日本を代表する写真家・大竹省二など静岡県出身者が映像・写真文化界で大活躍しており、現在でもフィルム・コミッションやアマチュア写真家の活動では全国屈指と言われています。

こうした背景の中、静岡県では、3月25日、映像文化界における静岡県出身著名人の出演による「映像文化フォーラム」を静岡市で開催します。また、併せて静岡県における映像・写真文化への様々な取組をご紹介します。

1「映像文化フォーラム」の開催
静岡県出身の著名なプロデューサーやクリエイターが、表現手段としての映像の持つ力、映像文化の普及と人材育成、映像への期待と将来像など、映像文化の昨日、今日、そして明日の夢を語ります。

(1)日時平成18年3月25日(土)13:20〜16:30(開場13:00)
(2)会場「グランシップ」6F交流ホール(収容人数400人程度)
静岡市駿河区池田79-4(JR東静岡駅前)
(3)主催静岡県
(4)内容
・トークセッション1「敏腕プロデューサーに迫る!THEMOVIE最前線」
出演:亀山千広氏(株式会社フジテレビジョン映画事業局長)
・トークセッション2「表現でつながる“ぷりてぃ・ウーマン”な女性たち」
出演:多々良栄里氏(写真家)、高橋美幸氏(シナリオライター)
・トークセッション3「ショートフィルムが描く映像の未来地図」
出演:別所哲也氏(俳優・ショートショートフィルムフェ
スティバル代表)

2静岡県における映像・写真文化への取組
(1)フィルム・コミッションの活動
静岡県では、NPOなど民間団体及び自治体による積極的なロケ支援活動と実績から、全国でも最もフィルム・コミッション活動が盛んな県の一つと言われています。県内には、美しい自然や街並みなど映像シーンを演出するスポットが数多くある上、ロケ支援活動に取り組む団体の活躍により、ロケ支援実績は年々飛躍的に増加しています。

今後、安価で多様なコンテンツ製作が求められるにつれて、首都圏から近い静岡県でのロケ需要とフィルム・コミッションの存在意義はますます高まるものと考えられます。

*静岡県内でのロケ支援実績
(年度)(件数)(主な作品例)
平成12年度2件ウォーターボーイズ(映画)
平成13年度5件伊豆・天城越え殺人事件(ドラマ)、FIFAワールドカップ静岡編(CM)
平成14年度28件ささやき(映画)、武蔵(ドラマ)、ほんとにあった怖い話(ドラマ)
平成15年度57件ゴジラ・モスラ・メカゴジラ(映画)、学校へ行こう!(ドラマ)
平成16年度111件亡国のイージス(映画)、ALWAYS三丁目の夕日(映画)、
世界の中心で愛を叫ぶ(ドラマ)、愛知万博(CM)
*静岡県内におけるフィルム・コミッション活動の最近の話題
a浜松を舞台に吉本興業などと共同して映画づくり
浜松市の「浜名湖えんため」や吉本興業などの映画製作コンソーシアムが経済産業省「地域における映像コンテンツ国際共同製作モデル事業」の実施団体に選定され、浜松を舞台とした映画「天まであがれ!!」を製作しています。

この映画は3月末に完成し、6月若しくは7月から一般公開される予定です。

b県内2団体が経済産業省「地域内連携によるコンテンツ製作環境整備モデル事業」対象団体に選定「撮ってもえーぞー!富士宮」推進協議会(富士宮市)と「フィルムコミッション伊豆」(伊豆の国市)が、平成17年度の上記対象団体に選定されました。

上記事業は、ロケ受入を地域振興につなげたいと考える地域のモデルを選定するもので、平成17年度に選定された全国3団体のうち2団体を静岡県内のロケ支援団体が占めました。

(2)写真文化の振興
静岡県では、掛川市(旧大須賀町)出身で日本を代表する写真家である大竹省二氏の作品を収集して写真展を開催するとともに、写真を題材としたワークショップを開催しています。
*大竹省二写真の収集及び写真展の開催
平成12年7月に静岡市で開催された大竹省二写真展のうち257点の寄贈を県が受
けたことを契機に、作品散逸がされないよう大竹作品の収集を進めています。
また、こうして収集した作品を活用して、平成15年度から写真展を開催しています。
平成15年度2会場(下田市、浜松市)延べ22日間入場者数5,174人
平成16年度2会場(大須賀町、静岡市)延べ9日間入場者数4,995人
*写真ワークショップの開催
aテーマ「表現するって何だろう?レンズを覗いて考えてみよう」
b開催日平成18年1月21日(土)
c参加者高校生・大学生等52人
d内容講演、参加者作品の発表及び相互評価、モデル撮影ほか

(3)木下恵介記念はままつ映画祭
日本映画界の巨匠で浜松市出身の木下恵介監督の功績を称えるとともに、映画・映像文化の発信と地域文化の振興を目的として、平成14年から毎年開催されています。

映画祭では、木下恵介監督作品を含む映画の上映をはじめ、講演会、シンホジウム、音楽イベントなどが行われ、平成17年度(第4回)の映画祭には、延べ5日間の開催期間中に約1,400人の参加者がありました。

第5回映画祭は、平成18年9月下旬に開催される予定です。

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