株式会社メディネットは、平成17年12月、国立大学法人東京大学(東京都文京区、総長:小宮山 宏)との間で共同研究契約を締結し、臨床応用を目的とした免疫細胞療法の基礎研究について、同大学医学部附属病院(以下「東大病院」)免疫細胞治療学(メディネット)講座(助教授:垣見和宏)と、共同研究を開始いたしましたので、お知らせいたします。
東大病院の「免疫細胞治療学講座」は、メディネットの寄附によって、平成16年6月に開講され、分子免疫学的研究に基づいた免疫細胞治療の基礎および臨床研究を実施し、がん治療における本治療技術のポジショニングを明確にするとともに、普及医療としての基盤を確立することを目的として活動しています。
同講座は、同院の22世紀医療センター 竣工後、細胞加工施設(Cell Processing Center; CPC)を備えた施設に活動の場を移し、既存の免疫細胞療法だけでなく、新たな治療技術についても、様々なプロトコルで臨床研究を実施することを計画しています。
本共同研究の主たる内容は、動物実験により、各種がん疾患に対する新たな免疫細胞療法の開発を目的とし、活性化自己リンパ球療法 もしくは樹状細胞療法 と、外科療法、化学療法、更には放射線療法との併用療法につき、前臨床段階での有効性の評価、検証を行なうものです。
本研究で得られた成果については、充分に評価・検討した上で、速やかに研究および臨床研究に展開していくことを目指しております。
なお、本年10月には、メディネットが「免疫細胞療法総合支援サービス」を東大病院に提供することが決まっており、将来的に、22世紀医療センター内施設における臨床研究で有用性と安全性が証明され、確立された療法については、東大病院などを通じて、順次、患者様に提供される予定です。